みんな結局ライン際で悩んでる!
お久しぶりです。
最近ですね、メールで「負けないようになってきたのですが、大して勝てていない。」 という内容の相談を多く受けております。
で、、、
具体的に聞いてみると、「効いてるラインは引けるようになってきたのですが、エントリーのタイミングが上手くいかず勝率が安定しない。」というお悩みが多かった。
結局みんなライン際で迷っているんですよね。
ラインタッチで入らず、抜け戻りを狙う!
自分が引いたラインでドンピシャにローソク足が折り返していけば最高に気持ちいいですが、正しいラインを引いても一旦抜けることもたくさんあるし、FXでは折り返してからどれだけ進むかが重要でラインで反応したからっていいわけではないですよね。
僕はメールでライン配信を毎日(ほぼ)しているのですが、そこでピタっとローソクが折り返すという意味で配信しているわけではないんです。
配信しているラインはですね、「過去にそこで売り買いがたくさんされましたよ。」という意味で配信してるんです。
ライン際のパターンはですね、
①ぴったりと折り返す。
②そのまま突き抜けていき戻っても来ない。
③一旦は抜けるが、戻ってきて結局そこからさらに戻っていく。
④抜けてから戻ってきて、ラインの役目が逆転し大きく抜けていく。
と大まかにわけて4パターンあります。
②はしょうがないのですが、①、③、④はどのパターンで来るか判断するのが非常に難しいのです。
なのに、初心者の方はどうしてもマウスを持つ手に汗をかきながら①を狙ってエントリーしてしまう。
じつはですね、③と④のパターンの方が狙うの簡単なのですよ。
とりあえずですね、まず、自分が引いたラインまでローソク足が来ても慌てず抜けるの待ってみましょう。
ちょっと複雑、上位足で引けるラインと短期足で引けるラインの関係。
このブログでも以前から書いてるのですが、「なるべく大きな足のチャートでラインを引く」というのはとっても重要なことです。
なぜかというと、例えば1時間足で引けるラインは5分足で引けるラインよりも強いといういい方は誤解があるのですが、トレーダーたちに意識されるからです。
市場に流入される資金は短期トレーダーのものよりも中期トレーダーのものの方が大きく、また、中期トレーダーのものより長期トレーダーのものの方が多いのです。
数か月以上ポジションを持つ長期トレーダーが1分足にライン引いてトレードしてるとは思えませんよね。
まぁ普通は日足、最低でも1時間足以上を見て判断してるのではないでしょうか。
だからですね、大きな資金を運用している長期トレーダーが見てる時間足チャートが重要なんです。
上位足のラインがブレイクされるときは短期足で逆のラインが引ける。
下の図を見て下さい。
チャートは15分足なので切れてしまってますが、青いラインは1時間足で引けた切り下げライン。
赤いラインは15分足で引けた切り上げラインです。
このチャートは1月19日時点でのドル円チャートですが、1月3日から続いた下落トレンドのちょうど切り替わりのところなんです。
青いラインを上抜けてから急に動きが大きくなってるのがお分かりになると思います。
これはですね、市場参加者の心理がよく表れています。
つまりですね、15分足レベルでいくら切り上げラインを作っても「トレンド転換だ!」とは確信できなくて「もう少し様子を見よう!」って感じで、青い1時間足の切り下げラインを抜けてから「よ~し!乗ったぁ~!」って買いだすんですよね。
また、青いラインを上抜けた時に売り込んでいた連中が「やられたぁ~、利確しとこう!」って決済しだすのも手伝って上がっていきます。
逆に、、、、
上の画像は1月3日~6日までのユーロドル15分足チャートですが、青い切り下げラインは4時間足で12月8日の高値と12月30日の高値を結んだものです。
赤い切り上げラインは15分足で引けたものですが、これは15分足のラインが4時間足のラインに負けた例です。
注目してほしいのが赤い15分の切り上げラインは、青い4時間足の切り下げラインで落とされた後、オレンジの矢印のところでレジスタンスに役目が変わっていますよね。
こういうところがね、、美味しいんです。
そう、上位足のラインがちゃんと効いたあとに、短期足のラインが崩れたときです。
ライン際での意識を変えよう!
ラインって線ですよね。
人間って線を引くとそこが壁みたいに意識しませんか?
でも、そういう感覚だといいエントリーができない気がします。
ライン際にローソク足が来たらですね、売り買いが攻防し「揉む!」って思った方がいいと思います。
で、攻防の勝った方についていくって感じにするといいと思いますよ。
それと、、、
先ほど説明した上位足で引けるラインと短期足で引けるラインの攻防もあります。
これもね、勝ったほうについてくのがいいと思います。
応用例
これは今日実際入ったところなんですが、下記のチャートのオレンジ矢印でショートしたんです。
これは今日のJ17:30くらいのドル円5分足チャートです。
説明すると、青い切り下げラインは、1時間足で1月3日のMT4時間17:00高値と1月9日の7:00高値を結んだもの。
で、赤い切り上げラインは15分足で、1月19日のMT4時間11:45分安値と15:00安値を結んだものです。
白い四角で囲った部分は1時間足で引けた青い切り下げラインを上抜けていますよね。
ここだけを見ると「あ~、この青ラインは死んだな、、、。」っと思うのですが、ところがどっこいなんですよね。
表現が古くてスミマセン。
もちろん、そのままブレイクして上がっていくことだってあります。
ただ、今日の場合はブレイクして上がった後、またラインの下に潜ってますよね。
ブレイクしても戻される、さらに短期足の切り上げラインも割った時は買い上がろうとした連中の損切りが入りやすいので、トントントンと下げてくれたりします。
僕はチキントレードなんですぐ決済してしまってますが、この時も長く持ってれば30PIPS以上は獲れてます。
ボラティリティがある日だったら、こういうところはもっと狙えたりします。
ポイントは、、、
「上位足のラインが生きて、短期足のラインが崩れた時」
です。
言い換えれば、、、
「長期トレーダーのラインが短期トレーダーのラインに勝った時」
です。
長期トレーダーはなかなか損切りしませんが、短期トレーダーはわりとすぐ損切りします。
バイナリーオプションでもですね、3~5分くらいの順張り的なトレードだったら使えると思います。
とにかくですね、ラインを引くのは、、、
「折り返すポイントを探すためではない!」
ということを理解してください。
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